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断面修復補修工法 / デンカテクノショット工法とは
急硬性セメントおよび細骨材をプレミックスした特殊モルタルと、硬化促進剤を併用することにより施工直後から硬化を開始します。そのため、寒冷地や緊急工事、大断面積、厚みの大きい場所での施工に適し、工期短縮にも威力を発揮します。
施工例
特長
- モルタルの強度発現が早く、緊急工事に対応可能です。
- 寒冷地(-10℃で硬化確認)での工事が可能です。
- 粉塵や跳ね返りが少なくクリーンな作業環境を提供します。
- 鉄筋背面への充填性良好です。
- 垂直面であれば、10cm程度までの厚付け可能です。
用途
寒冷地や緊急工事、大断面積、厚みの大きい場所での施工にメリットを発揮します。
- トンネル構造物
- 橋梁構造物
- 港湾構造物
- 水力発電施設
- 工場構造物 等
施工手順
[1] 劣化部の除去/粗面処理
ブラスト処理またはウォータージェット処理等で脆弱部を除去し、粗面にします。
[2] 接着増強用プライマーの塗布
一体性増強のため、プライマーを所定量塗布します。
[3] テクノショット吹付け施工
テクノショットモルタルを補修面の厚さが均等になるように吹付けます。
[4] 表面粗仕上げ
表面の凹凸を簡単にとります。
[5] 表面こて仕上げ
テクノショットモルタルが締まり始めたら仕上げを行います。
凝結時間の調整は硬化促進剤をコントロールすることにより可能です。