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「デンカガルバシールドF」NETIS登録済
(登録番号:KT-120024-A)
劣化コンクリートの断面修復補修の最大の欠点である再劣化を防止します。断面修復による補修の際、補修材の中に埋め込むだけで、補修箇所及びその周辺の再劣化を防止し、コンクリートの延命化に寄与する画期的で非常にシンプルなシステムです。
犠牲陽極工法 / デンカガルバシールド工法とは
塩害や中性化などにより劣化した構造物を従来のように単純に断面修復すると、塩化物イオンを含む既設コンクリート中の鋼材と新しく補修した部分の鋼材との間に電位差が生じることによってマクロセル腐食が起こり、補修部周辺の鋼材腐食が急速に進行することがあります。
デンカガルバシールド工法は、断面修復補修の際、亜鉛の陽極材(デンカガルバシールドXP,F)を補修部分に埋め込み、マクロセル腐食による補修部周辺の鋼材腐食を消滅させて補修箇所と周辺の再劣化を長期間に亘り防止する画期的な補修工法です。構造物の長寿命化需要に貢献します。
特長
- コンクリート中の鋼材腐食防止
- 断面修復後の耐久性の向上
- 施工が簡単である
- 構造物の外観を変えない
- 施工後のメンテナンスが不要
- 予防保全にも適用可能
用途
- 構造物全般の補修
「デンカガルバシールド」形状
丸型タイプ「ガルバシールドXP」
サイズ:30mm×直径60mm(下底直径65mm)
薄型タイプ「ガルバシールドF」
サイズ:16mm×45mm×140mm
効果試験例
施工手順