耐震補強工事（建築） アクリル樹脂仕様
炭素繊維シート補強工法では、炭素繊維シートを樹脂で含浸させながらコンクリート構造物に貼付し、繊維強化プラスチックス（ＦＲＰ）を形成します。ＦＲＰ形成により、鉄筋量を増加させたのと同じ効果を発揮し, 老朽化した構造物の補強・補修を行います。
特長
- （１）優れた補強効果
炭素繊維シートを必要枚数を重ね貼りすることによって、鋼板補強と同様の効果を得ることができます。
- （２）速硬化性・低温硬化性
短時間で硬化確認出来るため、時間制限のある 施工に適し、工期短縮を可能とします。 -10℃でも硬化するため冬場施工が可能です。
- （３）容易な施工
炭素繊維シートは軽量で、貼付けも手作業で行います。その為、材料運搬や揚重機械などの使用機械が不用です。
- （４）容易な加工
炭素繊維シートはしなやかで柔らかい為、裁断加工が出来、現場に合った形状で施工できます。
施工前
炭素繊維シート貼付完了
施工完了(仕上げモルタル完了）
一連の工程
下地処理
プライマー塗布
隅角部R面確認
仕上げモルタル塗布
炭素繊維シート貼付
不陸修正
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