デンカガルバシールドXPは、塩害・中性化などによる劣化した構造物補修の際、鉄筋に装着し、補修材の中に埋め込むことで補修部周辺に残留した劣化因子による再劣化を電気化学的に防止する画期的な材料です。
デンカガルバシールドXP特長
- コンクリート中の鋼材腐食防止
- 断面修復後の耐久性の向上
- 施工が簡単である
- 構造物の外観を変えない
- 構造物の死荷重が増えない
用途
- 構造物全般の補修
劣化の原因(塩害の場合)
部分的な補修をすると、補修部分周辺に残留している塩分により、再劣化が加速してしまいます。
補修前の状態
塩分濃度の高い所から低い所へ、腐食電流が流れるため、鋼材が腐食する。
再劣化の状態
補修部分の塩分はゼロになるが、補修部周辺には塩分が残留しているため、鋼材に腐食電流が活発に流れるようになり、再劣化が加速される。
補修前の状態
亜鉛の擬性陽極材としてデンカガルバシールド自体が犠牲になり、補修部個所と周辺に腐食電流が流れるのを防止し、再劣化を長期間防止します。