お陰様でデンカリノテックは今年で設立20 年目を迎えます。
未来に向かい掲げる目標は独自技術の確立です。

補修・補強の現場には新設工事のような設計書が用意されていません。現場ごとに異なるコンクリートの劣化状況、それに対する解決策も現場ごとに異なるからです。どんな材料を選ぶか、どんな工法を採用するか。頼るはコンクリートの問題に立ち向かって乗り越えてきた経験と知識です。その経験と知識の蓄積こそがデンカリノテックの技術力であり、その技術力によって課題解決を成し遂げることこそが補修・補強というフィールドで働く私たちのやりがいです。

高度経済成長期に整備された社会インフラの老朽化が進んでいる現在。そのやりがいを、技術を、そして使命を　仲間に加わる君に継承し、私たちが進む道を君も共に歩んでほしい。継続した安心・安全を確保するために、君の力がまさに今、必要なのです。

日本のいまを守り、未来へ残す―。
その夢を、今、君に託したい。

入社11年目、施工現場の職長として日々奔走中。

最近の現場は空港の滑走路下のトンネルの補強工事や米軍基地内にあるタンクを取り囲むコンクリー ト防油壁の補修工事です。劣化コンクリートに入ったひび割れや目地を補修材で埋めたり、トンネルの 高耐久化のためにアラミド繊維シートを樹脂材で接着したりするのですが、劣化していた構造物が修復 されてきれいに仕上がった時は、とても嬉しく感じます。

緊張感をもって業務に携わっている現場から一転、社へ戻るとみんなが笑顔で迎えてくれ、暖かい家へ 帰ってきたようにほっとします。この暖かい人間関係がデンカリノテックの一番好きなところですね。親 身に相談に乗ってくれる先輩方がいてくれるので責任ある仕事にも安心して取組めています。 現在の目標は工法や材料の知識や経験をもっと積み、問題を解決する提案力をつけること。先輩として 新入社員の皆さんに仕事をしっかり教えられるように頑張ります。